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デカール貼り(Part.2)

Part.1で入れられなかった「瞳きれいセット」以外の薬剤を使った方法を載せてみます。説明の写真は実際にやっているところは撮れてないのであまり良くなくてすみません。この方法が最良かどうか分かりませんが、レポとしてご参考に・・・。今後また良さそうな方法がでてきたらまた掲載したいと思います。

※シンナー系の薬剤を使いますので、換気を良くして作業してください。(作業は各自の責任でお願いします。)


Mr.シリーズは株式会社クレオスから出ていまして、ボークスや模型屋さんなどで入手できます。

瞳きれいセットとMr.シリーズ
左から、ボークスの「瞳きれいセット」、クレオスのMr.カラーうすめ液、Mr.マークセッター、Mr.マークソフター、Mr.スーパークリアーつや消し

Mr.カラーうすめ液

今回はボークスの瞳きれいセット以外でやる例です。
「ふきとり液」の代わりに・・・「Mr.カラーうすめ液」(\150)
「瞳定着液」の代わりに・・・下地「Mr.マークセッター」(\250)、保護に「スーパークリアーつや消し」(\150)
「瞳柔軟材」の代わりに・・・「Mr.マークソフター」(\200)

※ヘッドには油がぬってあるらしいので、一番始めに、「Mr.カラーうすめ液」 でデカールを貼るあたり全体を綿棒でよく拭いて乾かしてください。

Mr.マークセッター

次に青いふたの「Mr.マークセッター」を下地に塗ります。
これは水溶性とのことで、他の薬剤に比べると乾くのが遅いです。
はじいて均等に塗れないので、水玉のようになってしまったところは綿棒で拭き伸ばしました。

Mr.マークソフター

デカールはPart.1のように貼り、位置が決まったら乾く前に軟化剤の「Mr.マークソフター」 を塗って水を含ませた綿棒でヘッドの曲面になじませます。
綺麗に貼れたら、今度は乾くまで待ちます。

スーパークリアーつや消し

乾いたらデカールの保護にパート1でも登場のMr.COLOR「スーパークリアーつや消し」 を筆で上から塗ります。

「スーパークリアーつや消し」は濃すぎるので、薄めると良いようです。様子を見ながらびんの中にうすめ液を少しづつ入れてかきまぜていきました。

※筆はボークス造形村のものを使っています。(\500)

 

ふきとり 次の工程に行く前に「Mr.カラーうすめ液」を入れたワーク用のびんで筆を洗いました。そのびんは筆洗い用専用にしています。

「スーパークリアーつや消し」が乾いたら、周りのはみ出したところを「Mr.カラーうすめ液」でふき取ります。
Part.1にも書きましたが、いきなり綿棒で拭くよりも、少しづつ筆で溶かしながら溶けた所を綿棒で拭いたほうが良いです。

「Mr.カラーうすめ液」はワーク用のびんに移したほうがやりやすいです。こっちはふきとり用専用のびんにしています。

※写真にはありませんが、その後、綿棒はベビー用の細い綿棒がさらに使いやすいのを発見しました。

 

リキテックスのリムーバー

右側がPart.1で書きました、リキテックスのりムーバー(アクリル絵の具用”はくり液”)(\450)です。(東急ハンズで購入。)

上の工程で、「Mr.カラーうすめ液」のかわりに右のリキテックスのりムーバーを使うと、面白いように薬剤が溶けてくれますが、ニオイがMr.カラーうすめ液よりもさらに強烈なので換気を良くしてください。
過去に貼ったデカールを拭いてはがす時も、Mr.カラーうすめ液を使うよりもあっというまに溶けてくれます。


びんの蓋をしっかり閉めてもなんとなくニオイがただようので普段はビン類を箱の缶に入れてあります。

今後また良さそうな方法がでてきたらまた掲載したいと思います。

※こちらとは別枠でデカールの貼り方を簡単にまとめたコーナーを作りました。
プリントして使っていただけるように白い背景にしてあります。> 「瞳デカールの貼り方」

※製品の価格は税抜き価格です。
※質問などありましたら、a-one-10までどうぞ!

●このpageの修正記録●
2004/03/19 設置


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